植物と動物の性質

子供の頃、理科の授業でミドリムシについて習ったはずです。そのミドリムシが近年脚光を浴びています。女性の化粧品や、サプリメントなどに配合され店頭に並べられているのを見たことのある人は多いことでしょう。しかし理科で習った割に、どのような特徴があり、どういった性質を持っているのかは忘れてしまっているはずです。では、何故今、このミドリムシが注目されているのでしょう。

ミドリムシはなんと5億年前には既に地球上に存在していたのです。このミドリムシ、体長が0.05mmという微生物で藻の仲間になります。髪の毛が0.07mm程度ですので、ミドリムシがどのくらい小さいのか分かるでしょう。顕微鏡でしか見ることのできないこのミドリムシですが、そこには人間にとって大きな可能性が詰まっているのです。

ミドリムシは藻の仲間ということで光合成を行いますが、動物のように身体を動かして移動することもできるのです。つまり植物と動物の性質を兼ね備えている生物なのです。ミドリムシの光合成は他の植物と比べ、酸素を作り出す能力が極めて高く、温暖化対策に期待されています。また、動物としての性質を持っているため、植物にはない栄養素もたっぷり含んでいるのです。こうした特性が今各方面から注目されているのがこのミドリムシなのです。